小説書きを問い詰めるバトン
はい、ナチさんから回ってきたバトンに答えたいと思います。
もうね、あの神回答を見たあとに答えろとか、鬼畜かと!!
かのとなりの魔王などで有名なナチさんの回答が気になる方はみなさんリンク先をどうぞ。
あ、でも比べられたくないからできれば私の回答を読んだあとに……!(笑)
小説家になろうのほうでもらったバトンですが、こっちにも持ってきちゃいました♪
では、「つづきはこちら」からどうぞ!
●小説書きを問い詰めるバトン
1:小説を書く際、資料などは使いますか? 何を使いますか?
資料を使うほど難しい話書かない……!!(ガビーン)
書いてて必要になったらその都度ネットで調べる感じでしょうか。
ネタ探しのために写真集みたいな図鑑みたいなものはよく見てます。「言葉の風景」とか「空の名前」「宙の名前」「色々な色」とかとか。他にも「世界の神話辞典」や「幻想世界の住人たちⅣ」なんかも。
あと手放せないのは、ネットの国語辞典と類語辞典……!! ポメラさんの国語辞典も大活躍してます。
2:プロットやフローなどは用意しますか? 用意するとしたら、どのように立てていますか?
とりあえずフローってなんだろうってとこからスタートし、ヤフーさんに助けを仰ぎました。なるほど……流れ……なるほどわからん。
まあプロットと同じようなものだろうということにして答えます。用意してません(`・ω・´)
いえ、一応自分的にはプロットみたいなものは用意してるんですが、たぶん他の人が見たら「これはプロットじゃない」と言われるような品物なので(笑)
基本的には会話文形式でメモっておいて、あとでそれに地の文を足す感じです。基本的には。
3:小説を、どこかに投稿したことはありますか?
この投稿っていうのは、ほにゃらら大賞とかそういうのにってことなんでしょうか? それとも単純に投稿サイトとかでいいのかな?
とりあえず小説家になろうさんに投稿してます。
で、アルファさんの恋愛大賞とか、アリアンローズさんの第一回新人賞だったかには参加(?)してたりしました。現在もこっそりなろうコンに「食べられ」で参加してます(*ゝω・*)
4:あなたの小説(文章)が一番影響を受けている作家さんを一人挙げるとしたら、どなただと思いますか?
商業作家さんではなくサイト持ちの方ですが、私が小説を書き始める前から作品を読ませてもらってたリアルの知人にはだいぶ影響を受けていると思います。
あと、作家さんではないですが、槇原敬之さんの曲というか歌詞というか、にはかなり影響されている気がします。ああいう甘かったり切なかったりする恋愛ものラブ……!!
5:あなたの書いた小説に今まで登場した中で、一番好きな情景描写の言い回しを一つ、見せてください。
(ネタバレしそうな部分は伏字などで構いません)
「花のせせらぎ。雨の合唱。空の地図。風のささやき。水の微笑み」
彼はゆっくりと言の葉を紡ぎ、それによって術がいくつも同時に展開された。
宙に鮮やかな薄紅色の川が描かれ、水の音にも葉擦れの音にも聞こえる音がして。
雨粒が奏でる静かで心に染みるような音楽が聞こえてきて。
青と白のコントラストがまぶしい、地図のような一枚の紙が私の手元に降ってきて。
こそこそと楽しく内緒話をするようなやわらかな風が吹いて。
彼の手のひらの上に出現した水が散って、まるで微笑むように優しくキラキラと輝いた。【言術師のすゝめ】
た、たぶん、情景描写。すみませんそもそも自分の作品、情景描写が少なすぎました……!
6:あなたの書いた小説に今まで登場した中で、一番好きな心理描写の言い回しを一つ、見せてください。
(ネタバレしそうな部分は伏字などで構いません)
守れない約束は、悲しい。
交わせば交わすほど、己の惨めさを思い知る。
いっそ自分を殺してくれ、と思う。
彼女の手で灰となれるならこの上のない至福だろう。
そうすればミンメイは自由だ。
束縛されるわずわらしさからも、噛まれる痛みからも、解放される。
そして自身も、ミンメイをこの手で殺めてしまうかもしれないという恐怖から、解放される。【わたしの主は、吸血鬼】
このヘタレさ! 大好き!(笑)
7:あなたの書いた小説に今まで登場した中で、好きな台詞を三つ、見せてください。
三つとか、し、しぼれない……!!w
仲良くしていただいてるピヨさんから、「三の倍数にすればいいじゃない」というありがたいお言葉を頂いたので、ごめんなさい九つほど挙げさせてくださいw
「待たないでって、君は言った。それって、君への想いを捨てろってことと同じだよね。そんなことができるわけない。捨てられるほどの想いじゃないんだって、君に知らしめたかった」【星のひかり】
「お前の心が、俺にないのなら。身体だけつながってもむなしいだけなんだ」【異世界トリップしたその場で食べられちゃいました】
『咲姫がどんな子でも、咲姫が何をしても、誰が咲姫を嫌っても、俺は咲姫の味方だよ。咲姫がつらい目に遭っているなら助けたいし、咲姫がしあわせになるためならどんなことでもしてあげる』【プレイする気はありません】
「うっかり犯っちまわねぇようにオレがどんだけ理性総動員したと思ってんだ。
性に関しちゃ欲求に忠実な淫魔がだぞ? 半年以上もだぞ? ほんっと、笑える話だよな」【吸血鬼になりまして】
「引き延ばしてもいいけど、十年くらいで折れてね。高齢出産はリスクが高いから」【完結済となったあの作品の彼らは、今】
「大丈夫だよ、アーネリア。僕は世界のどこにいても一瞬でここに帰ってこれるから。毎日起こしてあげるし、三食食べさせてあげるし、掃除も洗濯もしてあげる」【勇者「俺の姉ちゃんはダメ人間です」】
「……効力が切れたら、もう一度言ってください。好き、と。それだけで充分ですので」【幸茶屋の店主とそのお客】
「君の一生をかけて、俺に償ってくれ。……そして、今度こそ、俺の魂を受け取ってくれ」【とおいむかしのやくそく】
「ナンナ、約束だからな! もうオレのナス以外は食べるなよ!」【一日一茄子】
8:あなたがこれから小説に書こうとしている台詞で、「今後の見所!」になりそうな意味深台詞を三つ、ここでコソッと教えてはいただけませんか?
まだちゃんと書いてないので言い回しとかニュアンスとか変わるかもしれませんが、とりあえず予定してるものを。
「おじさんは、自分じゃわたしのことをしあわせにできないと思ってる」
「君が、自分の意志で私の隣にいてくれるというのなら、今すぐこの枷を外してあげるよ」
「……俺! 明日も待ってるから! 明日来なかったら、明後日も。君が来るまで、待ってるから。だから、だから……」
9:小説を聞く時に、音楽は聞きますか? 聞くとしたら、どんな音楽を聞きますか?
たいていは、ニコニコ動画で洋楽や民族調音楽のメドレーを聞いてます。一時間くらいのやつ。
話によってこの動画、というのが大体決まってますね。
その辺は前にツイッターで言及したことがあるので、ツイログで探そうと思えば見つかる……かな……?
基本的に歌詞がある曲は歌詞に気を取られちゃって筆が進まないので、歌詞がないか歌詞が理解できない曲を聞いてます。
でも、民族調のやつは日本語歌詞でもけっこう大丈夫だったりします。なんでだろう?
10:日々の生活で、「あのキャラならここはこうするだろう」「あのキャラならこれを選ぶだろう」といった妄想が展開されることはありますか?
よくありますね。私の創作は基本的にキャラ重視というかキャラが資本なので、日常的にキャラのことを妄想してますよ~。
キャラのことを捉えられないとそのキャラ視点で書けないので! 日常的に妄想するのは必要不可欠な作業なのです!
……なんか偉そうに言っちゃっててすみません。違うんです単に私が妄想ばかりしてる痛い子ってだけなんです(笑)
11:これから小説を書き始めようとしている方に、何かアドバイスがあればどうぞ。
私が小説とも言えない文字を書き始めたころに言われたことですが、とりあえず最後まで書ききれ、と。
どんなに駄作に思えてもとりあえず最後まで書くと達成感があるものですよ。短編にしろ長編にしろ。
書き終わってから見直すことも大切ですしね!
まずは短いお話から始めることをオススメします。短編か、10話未満の連載くらいから。
まあ私もまだひよっこもひよっこなので、ためになるようなアドバイスなんてできっこないんですけどね!w
……なんだかみなさんが言っているのと同じような回答になってしまって申し訳ない(笑)
あ、あともう一つ。楽しんで書くこと!
これは、書くことを続けるために必要なことだと思います。
趣味なんですから、楽しくないと続きません。どこかしらに楽しさを見出さないと。
自分の頭の中にある物語が、誰にでも読んでもらえる文字になる。それってすごく楽しいことなんですよ。
12:ありがとうございました。 もし良かったら五人くらいにパスしてはいただけませんでしょうか。
◆たむらさん
◆花ゆきさん
◆葉野菜さん
◆深海いわしさん
◆るうあさん
スルーOKなので、もしよかったらどうぞって感じです!
パスした方じゃなくても、これを見て楽しそうだなぁって思った方は、持って行ってもらって大丈夫ですので!
大変だったけど楽しかったです(*´▽`*)
ナチさん、バトン回してくださってありがとうございましたー!!
そして、苦楽を共にした戦友(一緒に回答をうんうん悩みながら相談し合った)ピヨさん、ありがとうございました!!
そしておまけの番外。好きな心理描写、↓と悩んでました。心理描写はけっこう好きなところ多いです!
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僕の髪が星空だと言うのなら、アーネリアは陽だまりであり、まばゆい光そのものだ。
光だけじゃない、水も、空気も、大地も。
僕が生きるのに必要なもの全部が、アーネリアのように思えた。
アーネリアの傍にいたい。アーネリアの傍にいさせてほしい。
傍にいてもらえなければ、僕は僕でなくなってしまうかもしれない。
アーネリアは、僕を構築するすべてになった。【勇者「俺の姉ちゃんはダメ人間です」】
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「――タ、ねぇコータ、聞いてる?」
『あなたが僕を呼ぶときの声が好きです』
千佳の俺を呼ぶ声に、ラブレターの内容を思い出してしまって、ドキッとした。
違う、あれは浩平の言葉であって、俺の気持ちじゃない。
バカ千佳。俺の名前はコータじゃなくて恒太だ。ちゃんと発音しろ。
跳ねた鼓動をごまかすようにそう内心で悪態をつく。【空色のラブレター】
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どうしてそこまで、と言いたくなるほどに、フィーラは純粋で、無邪気で。
下手をすると子どもよりも危なっかしく見えて。
疑うことなく、エリオのことをまっすぐ映すペリドットの瞳から、純粋ではないエリオは目をそらしたくなる。
そんなに自分を信用するなと、言ってもフィーラは聞こうとしない。
いずれ彼女を傷つけることになるのかもしれないと思うと、可能性でしかないのに今から気が重い。【ひらり、蝶のような】
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