オリキャラバトン(食べられ)
わーい、バトンとか憧れだったんですよねぇ♪
志乃さんありがとうございます!
いつも萌えのつまったお話、読ませてもらってます!
会話文というか座談会形式というか、なので苦手な方はお気をつけください。
第一部終了後の時間軸です。
では、続きを読むからどうぞ。
【オリキャラバトン】
(「異世界トリップしたその場で食べられちゃいました」のグレイスとサクラ)
ミルト「というわけで二人とも、質問に答えてね?」
グレイス「何が、というわけ、なんだ」
サクラ「うわぁ……これが、幻のバトンというやつですか! 隊長さん答えましょう! さくさく答えましょう!」
グレイス「なぜそんなにやる気満々なんだ」
サクラ「楽しそうだからです! というか絶対に楽しいですよ!」
グレイス「……仕方ないな」
【1.お互いを知っていますか?】
サクラ「知ってるも何も知り尽くしてますよ! 好き嫌いとかちょっとした癖とか、もちろん身体の……もがもが」
グレイス「余計なことは言うな」
サクラ「別に余計なことじゃないですよ、本当のことじゃないですか~」
グレイス「お前は少し、つつしみを持て」
サクラ「私がつつしみを持ってたら隊長さんを落とせなかったような気がします」
グレイス「…………」
サクラ「あ、反論しないんですね? 図星だから?」
グレイス「……今はその話はいいだろう」
【2.知ってても知らなくても,互いに自己紹介してください。】
サクラ「はーい! 水上桜、二十歳です! 趣味はお菓子作りで、最近はまっているのは隊長さん観察です!」
グレイス「なんだ、その観察というのは」
サクラ「隊長さんの一挙手一投足を見逃さないようにすることですよ」
グレイス「……暇人だな」
サクラ「恋人に対してその言い草はなんですかっ!」
グレイス「グレイス・キィ・タイラルド。今は二十九、今年で三十になる。第五師団隊長をしている」
サクラ「でもってかわいいかわいい恋人がいるんですよね?」
グレイス「……自分で言うか?」
サクラ「かわいくないんですか?」
グレイス「……いや」
【3.お互いを初めて見た時の印象は?】
サクラ「えーと、めっちゃ好みのイケメン! って思いました。で、そのあとすぐに身体も……もがもが」
グレイス「せめてもう少しにごせ」
サクラ「ぷはっ! 隊長さん、なんで私の言おうとしたことがわかるんですか! もしや以心伝心?」
グレイス「悪い予感がしただけだ」
サクラ「えー、顔も身体も好みだったってだけですよ」
グレイス「絶対に他にも言おうとしただろう」
サクラ「さてはてどうでしょ~」
グレイス「初めて見たときは……どこぞの貴族が送り込んできた女だと思っていたからな。特に何も」
サクラ「かわいいとか、好みだとか、げへへいいカラダしてるぜとか、思いませんでした?」
グレイス「最後のはおかしいだろう」
サクラ「そうですか? 男の人ってそんなものかと」
グレイス「…………」
【4.あなた達の共通点は?】
サクラ「むむむ、難しい質問ですね」
グレイス「共通点なんてあるのか?」
サクラ「あ、二人ともお酒は好きですよね?」
グレイス「……お前は、飲むな」
サクラ「えー、なんでですか。成人してるんだからいいじゃないですか」
グレイス「酒癖が悪い」
サクラ「ちょっとテンション高くなっちゃったり、甘えたがりになっちゃったりするだけじゃないですか」
グレイス「充分だと思うがな」
サクラ「そんなに酔っぱらいの私ってうざったいですか?」
グレイス「……そういうわけではないが」
【5.共通の知り合いはいますか?】
サクラ「この砦にいる人たちはみんな共通の知り合いですよね?」
グレイス「そうだな」
サクラ「って言っても、私はまだ全員と知り合ったわけじゃないんですけど。使用人さんたちとか、厨房の人たちとかはけっこう仲良くなれましたよ」
グレイス「俺は隊員のほうがしっかり顔を覚えているな」
サクラ「あれ? じゃあ共通の知り合いってなると、意外と少ない?」
グレイス「そうでもないだろう。ミルトに使用人頭、お前の同室の使用人。厨房の人間も知らないわけじゃない」
【6.共通の知り合いがいる場合,その人はあなた達にとってどんな存在ですか?】
サクラ「どういう存在かって、改めて聞かれると難しいですね」
グレイス「部下や、雇用関係にある者たちだ」
サクラ「たぶん聞かれてるのはそういう意味じゃないと思いますよ、隊長さん」
グレイス「他に答えようがない」
サクラ「うーん、私にとっては、エルミアさんとハニーナちゃんは友だち以上親友未満な感じで。使用人頭さんはお世話になってる人で。小隊長さんはなんか万能というか、色々と頼りになりそうな人ですかね」
グレイス「隊長として、守らなければならない者たちだ」
サクラ「隊長さん、かっこいい……!」
【7.最後の質問です。あなた達は仲良く出来そうですか?】
サクラ「もっちろん、できますよね!」
グレイス「そうであることを願う」
サクラ「なんですかその言い方! もっとはっきりきっぱり言いましょうよ!」
グレイス「お前の覚悟次第だというだけだ」
サクラ「覚悟って?」
グレイス「……そのうちな」
サクラ「なんですか、すごく気になります隊長さん!」
ミルト「二人とも、オレがいることすっかり忘れてるよね」
サクラ「小隊長さん、そこは空気を読んでもうちょっと黙ってましょうよ~」
ミルト「そうしたいのはやまやまなんだけど、もう二人への質問これで終わりだからね。さっさと解散しましょうね」
サクラ「え~、もっと質問に答えたかったです」
グレイス「仕事に戻る」
サクラ「隊長さん、つれない……でもそんなところもステキ!」
【8、関係が気になる人の居るサイトマスターさんに回して下さい。】
じゃあ、ここを見てらっしゃるかはわかりませんが、もし見てましたらるうあさんお願いします。キラキラのキラとセレンで!